部屋の印象を変えるために壁紙を貼り直したり、家具を並べ替えたりするのは大変です。そんなときに活用していただきたいのが、「インテリアアート」です。今回はインテリアアートの魅力と役割についてご紹介いたします。

インテリアアートの魅力は、部屋に個性やオリジナリティを添えられることです。機能的な家具が揃っただけのシンプルな部屋では、人間味を感じにくかったり、どのように過ごせば良いか判断できなかったりと、中々落ち着きません。

けれども、そこに明るい色合いで描かれた花の絵が飾られていれば、空間をあたたかく感じて会話も弾みやすく、作業もスムーズに進みやすくなります。また、澄み渡った青空のように美しい空の絵が飾られている場合は、理由もなく心が晴れやかになって、リフレッシュした気持ちになれます。

このように、「部屋を訪れた人にどんな印象を与えたいのか」をよく考えてインテリアアートを選ぶと、部屋の良さを生かせるようになります。

インテリアアートを飾ると、人の視線がそこに落ち着くため、初めての場所でも居心地の悪さを感じることなく過ごせます。また、初対面の人ともインテリアアートを共通の話題として用いることができるため、本題に入る前に空気を和らげるきっかけにもなるでしょう。インテリアアートは、人と人とをつなぐサポート的な役割も担っているのです。

日常生活をほとんど変化のない部屋で過ごしていると、意識していなくても人の思考や成長は停滞してしまいます。新しいアイデア・ひらめきが浮かびにくい状態ですが、実はインテリアアートを飾ると部屋に変化を与えるだけでなく、その部屋で過ごす人の内面に刺激を与え、さらなる成長を促すことができます。

特に、クリエイティブな思考が求められるオフィスでは、インテリアをほんの少し変えるだけで新しい風が吹き込み、アイデアや発想が生まれやすい環境となります。